ネットスラングはもうネットスラングではなくなった

さっき他の人のブログを読んでいたんだけど、「子供がなんJ語を覚えて、友達となんJ語を使って話している」というようなことが書かれていて、俺は前々から、ぼちぼちネットスラングがリアルで当たり前に使われる時代に入ったんとちゃうかな、という気はしていた。社会とほとんど接しないから、実体験として把握しているわけじゃないけど、なんとなく見当はついていて、どうも実際そのとおりらしい。ネットスラングはもうネットスラングではなくなった。というより、ネットとリアルの境界がもはや無くなりつつある。俺は、ネット老人、と呼ばれる類にあると思う。ニコニコ動画ができる前からネットに入り浸っていた。そのころの人なら、そのころは、ネットとリアルは明確に線引きせねばならない、という不文律があったことを、知っていると思う。間違っても「テラワロス」とか言っちゃいけなかった。時が流れてもうそんな不文律は失われつつあるのに、俺はいまだに引きずっていて、野球に行くと助っ人さんが「草」と普通に発言していることに強い違和感がある。最初の5回くらいは耳を疑ったけど、10回も20回も聞かされたら、さすがに紛れもなく「くさ」と発音していることを認めざるを得ない。まぁ、どうこう言うつもりはないんだ。ただ俺が時代に取り残されて違和感に苛まれているというだけなんだ。しかし、「チー牛ガイジイライラで草」みたいな会話とか、普通に繰り広げられているのだろうか?社会こわい。というか、最近のネットスラングにはついていけないな。もうわからん。わかりみが深いとか尊いとか、ちょっと言おうと思わん。恥ずかしい。むかし、あれだけネットスラングばかり使っていたのに、いまや使うのが恥ずかしくなってきた。完全に老人だ。