アズールレーンを半分引退したという話

今年の頭から始めたソーシャルゲームアズールレーンを、きのうアンインストールした。運営ともめたからだ。俺はとにかくよく企業ともめる。ジムに通えばジムともめるし、買い物をすれば店ともめる、バイトをすれば会社ともめる。今回もとうとうヨースターともめてゲームを半分辞めるに至った。半分というのは、スマホからはアンインストールしたけど、ふだん寝るときにYouTube観賞用に使用しているタブレットには、まだそのアプリが残っている。だからいつでも復帰できるから、半分引退ということだ。
どのようにもめたのか。端的にいえば、誤操作によってダイヤ(ソシャゲでよく言うところの石)を使ってアイテムを購入してしまい、運営に返品を要求したが、断られ、しつこく問い合わせたが、やはり断られ、しまいには俺からの問い合わせを無視するようになった、そんないきさつである。ヨースターにはガッカリした。誤操作を引き起こすようなデザインを施した運営に落ち度があるのは間違いない。そしてその誤操作によって起きたダイヤとアイテムの増減を元に戻す対応を行う責任があるはずだ。運営は再三再四こう言っていた、「すべてのお客様に同様の対応をしています」と。あたかも平等感をかもしだす口当たりのいい言葉であるが、裏を返せば誤操作によって起きた石やアイテムの増減を元に戻すという対応をすべてのユーザー個々に行うのは面倒くさい、時間の無駄、リソースの無駄、そういうことだろう。それは単なる怠惰というものだ。しかも、このダイヤによるアイテム購入の誤操作を抑止する方法を、運営はすでに編み出してある。ある程度プレイしたことのある人なら覚えがあるだろうが、それは特装型ブリMKIII、通称虹ブリである。虹ブリを扱う際は、キャラの強化であれ退役であれ、かならず特定の数値を入力しなければならないという、非常に面倒くさい措置が施されている。そう、非常に面倒くさいのではあるが、この措置が虹ブリという貴重なキャラの利用においての誤操作を抑止するために大いに働きを成しているわけだ。この措置をダイヤの利用にも施せば、誤操作によってアイテムを購入してしまうという事態は避けられる。むしろ虹ブリより、場合によってはリアルマネーも必要になるダイヤの方が、この措置が重要になるはずだ。なぜダイヤにはこの措置が無いのか?ということだが、俺には「誤操作によってダイヤを使わせて、ユーザーの課金額を増やそう」という運営の企みであるとしか考えられない。あきらかに虹ブリよりリアルマネーの絡むダイヤの方が貴重なはずだ。ダイヤ利用のガードが虹ブリより甘いということは、すなわち俺の推測の通りではないのか。
上記のことから俺はヨースターをブラックな運営と見做して、半分引退に至った。そんなブラックな運営なのに、なぜ完全に引退しないのかというと、やはり、俺はこのゲームが好きだからだ。ゲームは好きだけど、運営はタチが悪くどす黒くて嫌い、そんな葛藤の最中にある今日このごろであります。