じじい虐待

おれはラブコメまんがが大好きだ!さいきんは「古見さん」とか「僕ヤバ」を読んで胸をキュンキュンときめかせている。ラブコメってハートが若返っていいんですよ。医者も認知症予防にはラブコメが最適って言ってますからね(言ってない)。で巷にはラブソングが溢れかえってるじゃないですか。きもちわりーなって思ってたんですけど、ひょっとして世の健常者たちはみんなラブソングを聴いて胸をキュンキュンさせているのか?と思った。それならこれだけラブソングが溢れかえってるのもうなずけるな。

きょうは昼にマックへ食べに行った。チキンフィレオセットをもそもそ食ってたら、カウンターで客のじいさんがやいのやいのとクレームを入れていた。最初はうるせーなと思ってたくらいなんだけど、そのうちどんどんエスカレートしてきて、あまりに耳障りで腹が立って「おいジジイ!黙れ!」って大声で怒鳴りつけた。そしたらスンと静かになった。そのあとキレた興奮が一向に落ち着かなくて、ごはんがまったく味がしなかった。しかしこのジジイもなんというか、ファストフード店の店員という絶対に服従する弱い立場の人間を相手に当たり散らして優越感にひたることしかできない、あわれなジジイなのだ。そんなジジイに罵声を浴びせるのは、死体に鞭打つような残忍な行為に思った。あと怒ったときマックの店員がカウンターから出てきて「すみません、こちらの不手際ですので…」って謝られた。ジジイがキレてる内容はうっすら聞いた限りじゃ「自分がほしいメニューが無い」みたいなことだったので、不手際も何もパートのおばちゃんじゃどうしようもないことじゃないのか。ていうかそうやって謝られたら、なんだかおれがたちの悪い客のようだ。え?まさかおれってたち悪い?まあでも、これからも飲食店や精神科にうるさいのがいたら、どんどん怒鳴りつけていこう。ムカつくからな。