テンション上がること

さいきんのおれといえば車を買い、スマホを買い、プロ野球のチケットを買い、あと真っ黒なカーペットを買ったんだけど、これらに共通していることといえば、テンションがあがるってことだ。車のカッコよさ、スマホの性能の高さ、20年ぶりの野球観戦の嬉しさ、カーペットの雰囲気と心地良さ、これらによってテンションが上がり、思ったこと、それは、金と時間はテンション上がることに使うべき、ということだ。もちろんそこに対費用効果も考慮しなければならず、たとえば、食事や酒、ファッションなんかはテンションが上がるけど、それって一時のものじゃないですか。10万円のコートを買ったところで、いやぼくは10万のコートを買ったことないんですけど、たぶん最初はテンション上がると思うんですけど、長く続かないとも思いますね。10万払って1ヶ月で飽きちゃあコスパ悪いでしょう。ごはんだって2000とか3000とか払っておいしいもの食べても、食べ終わったらそれっきりですからね、ごはんは特にコスパ悪いと思う。だからごはんはべつにセブンのツナマヨおにぎりで構わないですね。そんな風に考えると、あんまり消耗品にはお金をかけるべきじゃない。家具とかいいですね、いい家具を置けば長期的にテンション上がりますから。というわけでどんな買い物や行動がハイコスパでテンションを上げられるか、ちょっと考えてみました。アニメのキーホルダーっていいと思うんですよ。ぼくは原付のキーに「けものフレンズ」のキャラクターのキーホルダーをくっつけてるんですけど、これはコンビニで何円以上買えばもらえるってやつで、5年ほど前にコンビニでバイトしてた友達からもらったんですね、よって費用は0円、テンションの効果といえば、5年たってもまだかわいい。多少関心は失っていますがね、いまだにたまに見るとかわいいです。よってこれはハイコスパテンションアイテム。次にイラスト。ぼくは少しならイラストを描けるんですけど、いい絵が描けたらテンション上がりますからね、それにそれをSNSにアップしていいねがたくさんついたらなおのことテンションが上がるじゃないですか。でも費用は0円です。まあ初期投資にペンタブやソフト、画材を買ったりしますけど、一度買っちまえばずっと使えますからなんにせよコストは低いですね。イラストじゃなくても作曲とかでもいいですね。それからエロ動画。いまどきエロ動画なんて無料でいくらでも漁れるし、200円ほどのレンタルでもかまわないですから、これは費用はこれまた0に等しい。エロ動画を漁ってるときってドキドキするし、いいものが見つかればハッピーじゃないですか。まあこれは男性に限った話かもしれないけど…。部屋の掃除なんてどうだろう。これはちょっと大変な部分もありますが、部屋がきれいになると気持ちがいいですからね、それにお金だってやっぱりかからない。よし、おれはもうこれからテンション上がることにしか時間とお金を使わないことにします。