いっぱいおっぱいぼく無職

正午に目が覚めた。おれはきのう、リビングのソファで寝ていた。ストーブが止まるので、寒さでなんども目が覚めて、ストーブをつけて、また寝ていた。腹が減って、ビビンバが食べたくなった。そういえば、近所の焼肉屋の看板に、石焼ビビンバ390円とあったはずだ、あれを食べよう、さっそく原付を走らせて、店に入ると、おばちゃん店員が「昼はビビンバをやっていない」というではないか。なんでやっとらんのん、と理由を聞くと、店の事情だけど、作るのに手間がかかって、昼は従業員が少ないから、たくさん注文されると手が回らないから、昼は注文を受け付けていないとのこと。しかし、きょうはおれしか客がいなかったので、作ってくれてもよかったのでは?「きょうはヒマなんじゃけ作ってくれてもえかったが」と言ったら、おばちゃんは腹を立てている様子だった。よけいなことを言ったか。けっきょく他の看板にあった「ランチセット税込1000円」を注文して食べて、会計すると、1100円だった。税抜じゃねえか、なんとまあいい加減な店だろう。
きのう仕事の終わりに事務所に寄ったら、事務員のおばちゃんが言うには、今週は仕事が少ないんよ、ごめんなぁ、とのこと。いや、むしろありがたい。労働がめんどうくさくなってきて、そろそろひきこもろうと考えていたころだ。まさか「ひきこもるのでしばらく仕事休みます」とぶっちゃるわけにもいかんじゃろ。好都合、好都合。