体当たりで生きろ

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フレーバー煙草をふたつ買った。いい香り。自動車でたばこ屋まで走ったが、途中で自転車や歩行者をひきそうになった。危ないところだ…はっきりいっておれは自動車の運転に向いていない。危険すぎる。なのに、こないだなんて、事務所から、荒巻さん、香川県のどこそこの現場までドライバーをお願いします、なんてメールが届いたもんだから、即座に断った。とても他の人の命を背負って運転なんてできる技術が無い。というか、このごろはガソリンの値上がりがあまりに酷いので、そもそも自動車を運転することが減ってきて、なおのこと運転がヘタになりつつある。気をつけよう。
ヤフーニュースの記事で、定年まで会社員を勤めた人の話を読んだ。「仕事できなくてもいいんだ」「役に立たなくてもかまわない」「役に立つ人間しかいちゃいけない会社なんてヘンだ」というようなことが語られていて、感銘を受けた。そうだ、おれのような無能者は、役に立とうとか活躍しようとか、そんなこと考えなくていい。考えるだけ無駄だ。そりゃ、多少のいたたまれない気持ちはあるだろう。しかし気持ちよく楽しく仕事しようなんてのが、そもそも高望みすぎるんだろう。労働なんてつまんなかったり苦痛であるのが基本原則だ。無能でいたたまれない気持ちにさいなまれたって、かまわないことだ。それを何も言わずに堪えて、ただ通い続けて、金をもらう、それが無能者の務めであり、修行でもあるんだ。