たまには悩みくらい書いてええやろ

きょうは労働がおやすみだった。あいかわらず定職にも就かず日雇いなんてして過ごしとるが、悩みってのはそのことじゃなくて、職場の人間のこと。おれが言うのもなんだが酷くポンコツな人がいて、Mと呼ぶとすると、このMさん、職場でものすごく評判が悪いのだ。仕事すればポンコツなうえ、愛想もないので、大勢に疎まれてるらしく、それゆえにやたらとMさんの陰口が聞こえてくるし聞かされる。おれが優秀で有能な人間なら一緒に陰口叩いて盛り上がるところだが、おれもたいがいポンコツなので、Mさんに同情、いやそれだと語弊があるな、同情というより共感、つまりMさんが悪く言われることによって自分が苦しい思いをすることになる。危険思想の持ち主ならわかると思うけど、なにか凶悪犯罪でも起きたとき、容疑者がテレビやネットでバッシングされると、心苦しい思いをすることがあるが、そんな感じだと思う。そんなこんなでしょっちゅうMさんについて考えてしまって、さっきも煙草を吸いながら気にしてしまったんだけど、彼のことを考える都度憂鬱な気分になるので、考えたくない。しかも似たような悩みが草野球でも発生していて、ヘタな人のことを(誇張抜きで)常時陰口叩いているHというヤツがいて、Hに釣られて周囲も陰口を言ってるので、これまた腹が立つというか憂鬱というか。おれがこのチームに入ったときはこんな陰湿なチームじゃなかったんだがなぁ。それどころかみんな優しくてミスしてもドンマイって声かけていいプレーがあればみんなで盛り上がって、明るくて元気で楽しいチームだった(思い出が美化されてる可能性もあるが)。おれは最近野球へのモチベーションが著しく低下して参加を控えているのだけど、休んでる理由はそれだけでなくHやその周囲の連中に辟易して酷くストレスだからってのもある。仕事に行っても野球に行っても人間関係でウンザリさせられる。やっぱり、1人で働いて1人で趣味に没頭するのがいいだろう。1人で出来る仕事なんて絵を描くくらいしか思い当たるものはないし、おれの絵の技術はお金になるほどじゃないからなぁ。ちょっと難しい。野球は好きだけど、野球にまつわる人間がクソすぎる。マツコ・デラックスが「野球部出身は全員クソ野郎」みたいな発言をして話題になったことがあるけど、そのとおりだと思う。野球部の人間をずっと昔から間近に見て過ごしてきたおれに言わせりゃ、たしかに大半はクソだ。ていうかね、人間自体がクソですよ。ぼくは先日、生活困窮者を装ったやつに1万円騙し取られたんですがね、そのとき痛烈に思い知りましたよ、「人間は愚か」だと。ロシア軍もウクライナ人を虐殺してることだしね。失念しがちな前提ですけど、大事ですよ、人間は愚かってこと。だから野球だなんていろんなやつが集まるゲームは避けたほうがいいですね、好きだから助っ人に行くくらいならかまわんでしょうが、チームに所属して毎週やるのはよくない。登山なんてどうだろう。1人で体を動かす趣味だし、ハマってる人が多いあたりきっと楽しいのだろう。空手にも興味はあったんですけどね、ムカつくヤツをいつでもぶっ飛ばせる力はあったほうがいいでしょう。でも空手も愚かな人類が道場に集うことを考えたら、習うのはよしたほうがよさそうだ。よし、あしたさっそく登山のやりかたを調べよう。