鈴木誠也きょうの収穫

いやー広島が連敗脱出しました。床田ですね。きょうは床田が文句無しのピッチングをしたと思いますよ。坂倉のリードには眉をひそめましたけどね、一死無塁で佐野相手にストライクを取りにいって運ばれたり、床田の直球にヨレヨレだった倉本相手に変化球から入ったりと……まあいいリードもあったから、チャラでもいいのかな。ここんところ投手陣がサッパリで、キャッチャーって投手陣が打たれると自分のせいだと気に病んでしまいますから、それがあんまり打撃に影響しなければいいんですけどね、ここのところ打撃があんまり良くないですから、ちょっと気に病んでるんじゃないかなと思うんですけど、坂倉。
絶不調男・鈴木誠也がきょうは3安打猛打賞と。まあきょうは2番菊池3番坂倉がノー安打でしたから、自然とランナー無しの場面で打席に立つわけですから、そういうところで今日は良かったんじゃないかなと思うんですけど、その3安打より、別の収穫があったように思います。2打席目、三振に倒れたところです。配球が以下のようになっています。

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これの何が収穫かというと、追い込まれたあと6球目にインコースの厳しいところに直球が投じられていますが、これをかろうじてファールにしたんですよね。鈴木っていいときも悪いときも、追い込まれてからのインコース直球、これに腰が引けて見逃し三振、というのが多くて、そういうシーンを広島ファンなら今までうんざりするほど見たんじゃないでしょうか。これをカットできたのは、わりと大きいと思うんです。この弱点をカットできるようになったら、2016年や去年よりも更に高い結果と濃い内容を残せるようになると思うんですよね。
まあ鈴木に関してはそれくらいで、なんか菊池が調子を落としていますね。もっと積極的にブンブンいけてたのが、ちょっと消極的な打撃になってきた印象。まあ菊池の調子が悪いなら悪いで、曽根を試せるチャンスだとも思うんですけど、ベンチが使ってくれそうにもないなぁ。上本もいいけど曽根を使えってばよ。