寝る前の日課

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の日記だ。
フルニトラゼパムの飲み方はおおよそ理解できてきた。ようするに、腹が減ってない、かといって満腹でもない、ニュートラル、腹5分程度の状態で飲む。そうすると、確実に効果は出る。だから、晩飯の食い方に工夫しなければならない。食べる前に5分なら飲む。食べる前に減っていたら、少しだけ食べて5分にして飲む。食べすぎたら、5分に戻るまで飲まない。戻ってから飲む。飲んだあとすぐに布団に潜るのも良くない。フルニトラゼパムの服用は空腹を誘発するからだ。いくら薬が効いていても、空腹だと寝るのは難しい。だから薬を飲んだあとも、しばらくはゲームをしたり、エクセルの勉強をしたりして、時間をおいて、副作用の空腹が訪れれば再び食事をとる。今度は満腹になっても良い。満腹の方がよく眠れる。このように、フルニトラゼパム、あるいは他の眠剤もそうかもしれないが、ただ単にてきとうに飲みゃいい、そうすりゃ寝れる、というわけじゃない。なかなか神経を使う行為なのだ。

草野球のチームの同い年が結婚した。「僕こないだ結婚したんですよ」。俺は26だ。2ヶ月後に27。どうにも、このあたりの年齢になると、結婚ラッシュが起こるらしい。20前後の頃にも、ちらほら、結婚するやつはいたけど、そのときは、ああ、そう。くらいにしか思わなかったものだが、26、27、ここらへくると、同級生たちが結婚していくと、どうにも焦りというか嫉妬というか、つまりブルーな気分になる。憂鬱だ。さっき、そのチームメイトの結婚について考えていた。どんな女性なのか、どのような生活を営んでいるのか、幸せか、つまらないものなのか、そんなことに思いを巡らせていたら、どんどん気が塞いできた。みんな、他人とうまく付き合っていって、恋人を作ったり結婚したり、その実態は様々で俺には想像が及ばないが、おそらく全員共通して、充実しているのだろう。俺は、なぜ生きていくのかなどと考えてしまった(中島みゆき?)。孤独。恋人も妻もいない。充実のない生活。ほんとに、なんのために生きていくんだ?俺は。おそらく、来年、再来年、つまり28、29歳の年齢でも、次々と同級生たちが結婚していくだろう。その都度俺は途方もない憂鬱に苛まれるだろう。勘弁してくれ。